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小説

宮部みゆき『レベル7』を読み終えた感想

Deliaです。

HYML、CSSの学習を始めつつ、ゆっくり読み進めていましたが、
ついに読み終わったので感想を書いていきます。

レベル7 著:宮部みゆき

https://www.amazon.co.jp/レベル7-セブン-新潮文庫-宮部-みゆき/dp/4101369127

私が読んだのは新装版の方で、理由はたまたま図書館にあったからです。
結構大きくて持ち運びが少々面倒でした。
テレビドラマとして映像化もされていますが、一切内容を知らない状態での初読みです。

あらすじ

男はあるマンションの一室で目を覚ました。隣には見知らぬ女が寝ている。てっきり深酔いして記憶が曖昧なだけかと思ったが、何故か二人とも記憶をなくしていた。そしてその二人の腕には「level7」という不思議な文字が残されていた。見覚えのないその部屋には、札束がぎっしり詰まったスーツケースと拳銃と血の付いたタオルがあった。自分たちは事件を起こした犯人なのか?記憶をなくした男と女が記憶を捜して奔走する。一方、「レベル7まで行ったら戻れない」という謎の言葉を残して女子高生・貝原みさおが突然失踪した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

読み終えての感想

宮部みゆきさんの小説を読んだのは、中学生の時『長い長い殺人』以来です。
少しずつ読み進めていたので読破するまでは1週間ほどかかりました。

結構ボリュームがあるので疲れるかな?
と思いきや…

読み進める手が止まらない

とにかく今後の展開が気になって仕方がないのです。

同時に展開される2つのミステリー

物語は2つの視点で進められます。

  • 目覚めると記憶を失っていた2人の男女の視点
  • 行方不明となった女子高生を探す女性の視点

2つの物語が同時進行で語られていきます。
やがて真相に迫っていくそれぞれの物語。

レベル7

別々の場所で展開される2つの物語に共通する
唯一のキーワード

『レベル7』

これは一体何を意味するのか、
中盤〜終盤にかけて次第に秘密が明かされていきます。

私はこのキーワードに惹きつけられました。
何か強大な陰謀を感じさせるような不気味なキーワード。
早くこの意味を知りたい!
という思いから疲れを忘れて読み進めてしまいます。

物語の鍵となる事件

物語の中盤に過去に起きたとある事件に辿り着き、
その事件を解決していく中で次第に全ての真相に迫っていきます。

そして…
別々に進行してきた2つの物語がついに動き出します。

結末

終盤に迫り、一気に状況が動きます。

ついに交わり明かされる真実。
ラストのシーンはかなり緊迫感があります。
まるで現実であってもおかしくない、とてもリアルな展開と描写だと感じました。

私がなんとなく予想していたオチの更に裏をかくオチでした。

まとめ

結論から言うと、面白い!
序盤から終盤までグダることなくスラスラ読むことができる一冊だと思います。

理由は以下です。

  • 読みやすい文章
  • 読者をワクワクさせる展開
  • 魅力的な登場人物

派手さや奇抜なトリックこそないですが、
リアルさを感じさせる描写と不気味なキーワードが独特な雰囲気を作り出しています。

何より、登場人物が皆とっても魅力的です。

自信を持って人にオススメできる一冊となりました。