仕事を辞めてWEBデザインスクールに通い始めて早いもので4ヶ月が経過した。
久々の更新になってしまったけれど、ここで一旦ご報告の記事を作成しようと思う。
その他にもアルバイトを始めたり若干のライフスタイルに変化があった。
昼間は働き、夜に学校に通う忙しいけれど学びのある生活を送っている最中である。
Contents
スクールと仕事を中心としたライフサイクル
簡単な時系列は以下の通り。
6月の月初…
独学ではあまりにも効率が悪いと判断してパソコンスクールのWEBデザインコースに入学。
6月末…
WEB制作会社の制作アシスタントとして働き始める。
7月、8月…
平日は仕事→スクール→帰宅の繰り返しの生活。
土日の片方はスクール、もう片方はリフレッシュ(人生で初めて夏っぽいことできた)
WEBデザインスクールのカリキュラム
私の受講しているのは、転職を目的としたコース。
卒業までの目安は早くて約6ヶ月、最大延長でも1年の契約だ。
受講内容は以下の通り
- Photoshop 【修了】
- Illustrator 【修了】
- HTML、CSS 【修了】
- Dreamweaver 【修了】
- CSS応用編 【修了】
- レスポンシブWEBデザイン 【修了】
- jQuery 【修了】
- 作品制作 【←イマココ】
現状3ヶ月通っての進行度はこんな感じ。
実態として平均すると週4~5日 1日2時間くらいがスクールで勉強している時間。
先生曰くここまでは結構とても良いペースとのこと。
ただ、ポートフォリオ制作(卒業制作)の予定時間が100時間らしい。
まあ当然だがまだ折り返してすらいない。
そもそも”目的”はカリキュラムをクリアすることではない。
WEB業界にWEBデザイナーとして転職すること、ここが着地点。
それぞれの(スクール内での)学習内容
デザイナーの卵としてスクールを卒業するまでに学習するカテゴリの中のそれぞれに要した大体の時間を紹介。
※スクール内で基礎講座や課題に使った時間。(自習時間は別)
グラフィック

Photoshop、Illustratorの授業自体は俊足で修了させた。
約2週間ほどで2つのソフトの基礎的な操作方法、課題はクリア。
グラフィック系のソフトは手を動かしながら直感的に慣れていく。
教科書も薄く、操作方法をちゃんと理解しながら進めば難しいことはなかった。
しかし、あくまでも”基礎”しか習わない。
Photoshop
- 主要な各ツールの使用方法
- 写真の切り抜きや合成
- レイヤースタイル
- マスク
- スライスなど
私はスクールに通い始める前から簡単なバナーのトレースなどはやっていた為、スムーズに学習を進めることができた。
Illustrator
- 主要な各ツールの使い方
- ベクター画像について
- ペンツール
- ロゴ作成
こちらは独学ではノータッチだった為フォトショップに操作方法が近いとはいえ、イラストレーター特有の機能を噛み砕きながら学習した。
パスの概念や整列などは使っていないとすぐに忘れてしまいそう。
山場はペンツール。慣れるまで自宅でもイラストの外枠をなぞるなどの練習を何度か行った。
コーディング

次に取り掛かったのは、HTMLとCSSの基礎学習。
このセクションから一気に作業量が増えた。
ひたすらコードを打ちまくる。
私はスクールに通う前に初心者用教材を2冊終わらせていた為、なんとなく雰囲気は理解できていた。
課題では一つのサイトをマークアップしていく。
HTML基礎
タグの役割を覚えながら
とにかくコードを生書きしてはブラウザで挙動をチェックする作業。
CSS基礎
ひたすら教材を写したり課題のサイトをマークアップ
ボックスの概念、marginやpaddingの概念を理解しながら進める。
Dreamweaver
この授業が結構勉強になった。
コードを書くだけのソフトじゃないの?
とか思っていたけど実はかなり便利。
本屋で分厚い書籍がたくさんあるくらいには奥が深い。
授業ではサイトの管理やコードビューとデザインビューの使い分けなど、
デザイナーの業務として実用的な部分のみを習う。
この辺から休みの日にLPを模写コーディングするのが楽しくなってくる。
CSS応用
いよいよコーディング編の山場。
フォトショップで用意されたデザインカンプだけ渡される。
ピクセルを計算してどのようなボックス構成にしようか考えながらゼロから1つのサイトをコーディングしてお手本に近づける作業。
この授業が今の所1番好き。
比較的教材の指示通りに進めていた今までとは違って、自分でどう進めるか考えながらできるというのはとても勉強になった。
休みの日や自習でこれと同じ作業をひたすら繰り返すだけでかなり腕前が上がりそう。
レスポンシブWEBデザイン
今風のレスポンシブサイトを制作する授業。
モバイルファーストの概念やグリッドについてなど、レスポンシブのメリットを理解しながら課題にこなす。
ここではプロトタイプを作って動作を確認しながらブラッシュアップするという流れで進める。
JavaScript -JQuery-
今まではなんとなくサイトに動きをつけるものなんだなあというイメージでいた。
JavaScriptを学んでみると普通にがっつりプログラムで焦る。
そして全然ちゃんと動いてくれないのだ。
JQueryはというと、JavaScriptを簡単に実装できるようになるというイメージ。
実際その通りで、基本的に色々なテンプレをダウンロードしてきてちょこっと自分用に改造してあげる、そしてダウンロードしてきたファイルたちをそれぞれ繋げるだけだ。
あとはネットで調べながら経験を重ねるだけ。
サイト制作編
私が今スクールで行なっているのは、実践編。
ゼロから始めるサイト制作だ。
どんなサイトにしたいか、企画をやコンテンツの構成を考えるところから始まり、競合サイトの分析を行なう。
サイトのターゲット層とコンセプトが決まるとワイヤーフレーム作成、コーディングの流れ。
要するに卒業制作。
今回私は友人にクライアント役になってもらっ他ので実際にその人の作りたいサイトを目指していく。(テーマが決まらない生徒はカフェとかのサイトになるらしい)
1つサイトを立ち上げるのにこんなにも段階を踏むということと、自分の引き出しの無さに苦戦しながら進めている。そんな現状である。
最近は自然と電車の吊り下げ広告や企業のロゴなど、日常に溢れかえるデザインに目がいくようになっている。
あとはこのブログ以外にコアとなるポートフォリオサイトを作るべく毎日構成を考えている。妄想で終わらないようにモチベーションを高く維持して臨みたい。
制作アシスタントの仕事
さて、ITスクールに通ってWEBデザインを学び始めた1ヶ月後くらいから、私はWeb制作会社のアシスタントとしてアルバイトを始めた。
働きながらスクールに通うことを決めた理由
究極の理由は…まあ生活費。
結局お金は必要!貯金はある程度あるとはいえ、リスタートを切る時に貯金が多いか少ないかはかなり大事なこと。
とはいえ、どうせ働くならWEB関係の仕事をしたい!
仕事時間も勉強時間にしたい!と思って応募を決意。
雇ってもらったのは小さな会社。
今ならわかる、技術力も結構レガシーな感じ。
現場での作業内容
アルバイト初日にいきなりPhotoshopで企業のHP掲載用画像の加工をやらされたのは今でも覚えている。
正直、働きながらフォトショ触れるなんて超ラッキー!と思っていた。
働き始めて3ヶ月ほど経過した現在は、
顧客のサイトの更新や改修など運用業務が多い。
コピペやテキストの打ち替えといった誰でもできるような作業から自分で考えてがっつりCSSを書き込む案件もあり、まあまあ楽しめてはいる。
それでも、ここの仕事だけでは実力は上がっていかないなとも感じる。
現場で学んだこと
CMSサイトの運用方法、サーバー周辺のあれこれなど。
一番触っているのはやっぱりDreamweaver。
クライアントのサイトの更新や新規ページ立ち上げ作業は、
サーバーからローカルにファイル一式DL→Dreamweaverでサイトの管理。をしてから始まる。
これから会得すべきもの
ある程度業界やサイト制作に対して視野が広がってきた。
そんな中で直近レベルでしっかり会得していきたい知識やスキルは、
- デザインの知識
- bootstrapなどのフレームワーク
- 全ての作業に対してのスピード
プライベート
平日休みの激務であった小売業を辞め、アルバイトとスクールの生活にシフトしてから、今年の夏は人生で最も楽しかったと言っても過言ではないだけの思い出ができた。
平日は忙しい分、休日にガツガツ予定を組み込んだ。
一人で過ごした週末はなかったかもしれない。
土日に身動きできると世の中のイベントや出会いなど色々な面でアドバンテージはあると思う。
まとめ
長々と書いてしまった。
これからWEBデザインの勉強を始めようと思っている人、同じく初学者の人などに読んでもらえたら嬉しい。
初心者目線でリアルに書いたつもり。